よくあるご相談
「寺子屋夢」について
発達障がいって何ですか?
一口に言うことは難しいのですが、現在ASD(自閉症スペクトラム) ADHD(注意欠陥・多動性症候群) LD(学習障がい) DCD(発達性協調運動障害)などに大きく分類されますただ、これらの障がいは個別に存在するというより特性が重なり合って出ることが多いものです。ひとりひとり特性の現れ方は違うので理解が難しいのです。
支援学級に行った方がいいのですか。
子どもの状況次第です。支援学級の特性をよく理解し、メリット・デメリットをしっかり考え、多方面の方々からの意見を参考にしましょう。場面・状況によって子どもは色々な顔を持っているので多くの情報を集めて判断しましょう。
発達障がいをもっていると学習はついていけますか。
なかなか難しいかと思います。クラスの子どもたちと同じようには出来ないことも多いと思います。でも出来る必要もないと思います。その子どもの出来る部分で出来ないことを補える力を育むことが大切です。学校とコミュニケーションをしっかりとっていくことが大事です。
「縁絆」について
障がい特性ごとに学習指導方法はあるのでしょうか。
もちろんあります。
教え方は本来子どもの数だけありますが、障がいの特性ごとに学習の特徴がありますのでしっかり理解して対応することが大切です。
学校の宿題の実施がうまくいかないのですがどうしたら良いでしょうか。
まずは宿題の確認をしましょう。適切な内容ですか。(理解定着しているもの)適切な量ですか。(1時間以内で終われるもの)もし違うのであればしっかりと学校とコミュニケーションを取って改善しましょう。
また宿題の用途を考えることも大事です。理解なのか定着なのか作業なのか状況に合わせて対応しましょう。
進路はどのようものがありますか。
普通級 支援級 通級 国公立 私立 通信制 サポート校など様々な進路があります。
子どもの特性をしっかり理解し、将来社会に出ていく力を育ててくれる学級・学校選びが大切です。
障がいを持っている子どもをきちんとみてくれる学校はあります。なにより一番大事なのは子どもが気に入っている場所に通うことです。通うのは子どもなのですから。
「和」について
学校には行かせた方がいいのですか?
難しいですね。確かに学校でしか学べないことがあることは事実です。
しかし、学校以外でもたくさんのことを学べます。学校に行くことが是ではない。このことは理解しておく必要があると思います。
不登校でも高校へ進学できますか?
もちろんできます。ただししっかりと考え検討しましょう。
高校は行くことが大事なのではなくてきちんと卒業することが何より大事。卒業まで頑張れる学校なのか、高校卒業の意味を理解して価値を見出せるかしっかりと考えて進みましょう。
学校に行かないことは良くないことですか?
いいえ、そんなことはありません。義務教育という言葉を間違って捉えないでください。
子どもに学校に行く義務はありません。子どもには学ぶ権利があるだけです。その学ぶ権利を周りの大人が守る義務があるのです。
学校に行けてないことに罪悪感を持たないで下さい。いつでも学ぶ権利があるのですから。
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